外壁塗装は、美しい外見を保つだけでなく、ダメージから保護する役目もあります。
マイホームにとって重要な外壁塗装なために、費用が高く、下記のような悩みを持っている人も多いと思います。
-
外壁塗装をしたいが、費用が高そう
- ローンを借りたいが、方法がわからない
- 金利が安いのか高いのかわからない
この記事では、外壁塗装を施工する上でローンを検討している人向けに情報をまとめたものになります。
いきなり結論になりますが、外壁塗装をする際考えられるローンは下記4つになります。
概要 | 金利の安さ | 申請の手軽さ | 審査の容易さ | |
---|---|---|---|---|
銀行の無担保ローン | 無担保で短期間の資金調達や急な出費に適している | ★★ | ★ | ★ |
銀行の有担保ローン | 資産を担保として大きな資金調達や長期返済を希望する場合に適している | ★★★ | ★ | ★★ |
住宅ローン | 住宅の購入やリフォームのため、税金控除の特典がある | ★★★ | ★ | ★★ |
信販会社 | 消費者向けのローンで、迅速な審査と手軽な申請が特徴 | ★ | ★★★ | ★★★ |
中でも「金利の安さ」・「申請の手軽さ」・「審査の容易さ」から、住宅ローンをオススメします。
また、マイホームの住宅ローンがない場合は、銀行の有担保ローンもオススメになります。
ここで一点ローンの選び方に注意があります。
ローン会社によって金利や手数料が大きく異なり、いくら優良な住宅ローンでもあなたにとってベストとは断言できません。
可能な限り、外壁塗装やリフォームに詳しい人のアドバイスを受けましょう。
ちなみに、無料で専門家に相談できる「外壁塗装の窓口」というサービスもオススメです。
ローンに関することはもちろん、市区町の補助金をもらえるかの確認、優良で安い施工業者を紹介してくれることで、合計で50-100万も安くなる場合もあります。
最終的にローンを借りずに外壁塗装ができる場合もあるのでぜひ参考にしてみてください。
この記事では下記5つの流れで外壁塗装のローンに関して説明していきます。
▼記事の流れ
- 外壁塗装のローンに関する概要
- 外壁塗装をローンで施工する際のメリット・デメリット
- 外壁塗装の4種類のローンとそれぞれの特徴
- 外壁塗装のローンが通らない事例と通すためのコツ
- 外壁塗装のローン額のシミュレーション
この記事を読みおわる頃には、外壁塗装のローンに関することが理解でき、どのように進めていけばわかりますので、ぜひ参考にしてみてください。
お金がない!?外壁塗装の際に使えるローンとは
家の寿命を延ばす重要な施工が外壁塗装で、定期的に行うことがオススメです。
一方、一度に支払う費用が高額でもあります。
※相場を気になる人は下記記事も参考にしてみてください。
そんな高額な外壁塗装の費用を一度でなく、ローンで分割に支払うことももちろん可能で、
多くの金融会社や団体が提供、低金利で利用できる場合が多いです。
では外壁塗装をローンで実施する場合、どんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
ローンで外壁塗装する際の2つのメリット・2つのデメリット
メリット・デメリットはそれぞれ2つに分けられます。
▼2つのメリット
- 適切なタイミングで施工ができる
- 高品質な塗料を選べる
▼2つのデメリット
- 利息がかかる
- 審査が必要
ではそれぞれ見ていきましょう。
メリット①:適切なタイミングで施工ができる
外壁は、風雨や紫外線などで日々徐々に劣化していきます。
この劣化を放置すると、将来的に大きな修理費用がかかるリスクが高まります。
ローンを利用することで、手元に十分な資金がなくとも、適切なタイミングで外壁塗装ができ、家の劣化を早めに防ぐことができるのです。
メリット②:高品質な塗料を選べる
外壁塗装の塗料には、さまざまな種類があります。
高品質になればなるほど、耐久性があり、色褪せにくいなどの特徴がありますが、価格も高くなります。
ローンを活用することで、予算の制約を受けずに高品質な塗料を選択でき、結果、効果が長持ちしコストパフォーマンスが良くなったりします。
では続いてみなさん気になるであろうデメリットも紹介します。
デメリット①:利息がかかる
外壁塗装だけではありません。
ローンを利用すると、返済する金額には必ず利息が含まれます。
これは、お金を借りる代わりに支払う「お礼」のようなものです。
つまり、最終的には現金で一括で支払うよりも、多くのお金が必要になります。
デメリット②:審査や手続きが必要
ローンを組む際には、銀行や金融機関があなたにお金を貸しても問題ないかの信用をチェックする「審査」が行われます。
この審査に通らないとローンを組むことができません。
またローンの審査には、多くの書類が必要になり、手配や手続きが面倒という声も多く聞こえます。
いかがでしたでしょうか。
手元に十分な資金がない場合、ローンを組むことで”適切なタイミング”や”高品質な塗料”を選ぶことができ、結果家の劣化を早めに防ぐことができます。
一方で、必ず利息が発生したり、面倒な審査があるなどのデメリットもしっかり頭に入れておきましょう。
ここまでの内容で、外壁塗装におけるローンの概要とメリット・デメリットを紹介しました。
続いて具体的にどのようなローンがあるのか紹介していきます。
▼記事の流れ
ローンに関する概要ローンで施工する際のメリット・デメリット- 4種類のローンとそれぞれの特徴←次ここ
- ローンが通らない事例と通すためのコツ
- ローン額のシミュレーション
外壁塗装のローンは4種類?気になる利率とそれぞれの特徴
外壁塗装のローンは4種類がメインとなっています。
▼外壁塗装の4つのローン
- 銀行の無担保ローン
- 銀行の有担保ローン
- 住宅ローン
- 信販会社(クレジットカード)
上記4つの種類をローンを借りる際に重要な3つのポイントをみてみました。
▼ローン利用時の3つのポイント
- 金利の安さ
- 申請の手軽さ
- 審査の容易さ
ではそれぞれの詳細を見て行きましょう。
外壁塗装のローン①:銀行の無担保ローン
銀行に何らかの担保を提供せずに、お金を借りる形式のローンになります。
短期間でお金を借りたいときや、急な出費に対応するために利用される場合が多いです。
- 金利:一般的には2%〜8%の範囲
- 申請:オンラインで可能な銀行もあるが、書類提出や面談が求められることも
- 審査:無担保のため、収入や信用情報が重視され、借入れや返済履歴が影響することが多い
外壁塗装のローン②:銀行の有担保ローン
土地や不動産などの資産を担保として銀行に提供し、お金を借りる形式のローンになります。
多少時間がかかっても、安い金利で、おおくのお金が必要な場合に利用されることが多いです。
- 金利:一般的には1%〜3%の範囲。担保があるため、無担保ローンよりも金利が低い
- 申請:担保の評価や手続きが必要なため、手続きは複雑で時間がかかる
- 審査:担保があるため審査は容易。ただ担保の状態などが詳しく調査される
外壁塗装のローン③:住宅ローン
住宅の購入やリフォームのためのローンになります。
特定の条件下で税金の控除が受けられる場合もあります。
- 金利:一般的には1.5%〜3.5%の範囲。固定金利や変動金利を選択できる
- 申請:住宅の評価、所得証明などの多くの書類が必要
- 審査:住宅を担保とするため、審査は比較的容易。一方返済能力の確認は厳格
外壁塗装のローン④:信販会社(クレジットカード)
主に消費者向けのローンを提供する金融機関からお金を借りる場合になります。
クレジットカードやショッピングローン、カードローンなどが該当します。
- 金利:一般的には5%〜18%の範囲と高い
- 申請:オンラインでの申請や審査が主流で、迅速な審査が行われることが多い
- 審査:審査が緩やかな傾向があるが、高金利ほど審査が緩やかなので注意が必要
上記説明した4つの特徴を下記にまとめます。
概要 | 金利の安さ | 申請の手軽さ | 審査の容易さ | |
---|---|---|---|---|
銀行の無担保ローン | 無担保で短期間の資金調達や急な出費に適している | ★★ | ★ | ★ |
銀行の有担保ローン | 資産を担保として大きな資金調達や長期返済を希望する場合に適している | ★★★ | ★ | ★★ |
住宅ローン | 住宅の購入やリフォームのため、税金控除の特典がある | ★★★ | ★ | ★★ |
信販会社 | 消費者向けのローンで、迅速な審査と手軽な申請が特徴 | ★ | ★★★ | ★★★ |
筆者として一番おすすめなのが、金利が安い住宅ローンになります。
現在住まいの住宅でローンを借りている場合は、そのローン会社に問い合わせしてみましょう。
また現在の住宅でローンしていない場合は、銀行の有担保ローンも選択肢になります。
一方、金利が高くなる信販会社はお勧めできません。
冒頭でも紹介しましたが、再度ローンの選び方について紹介します。
ローン会社によって金利や手数料が大きく異なり、いくら優良な住宅ローンでもあなたにとってベストとは断言できません。
可能な限り、外壁塗装やリフォームに詳しい人のアドバイスを受けましょう。
ちなみに、無料で専門家に相談できる「外壁塗装の窓口」というサービスもオススメです。
ローンに関することはもちろん、市区町の補助金をもらえるかの確認、優良で安い施工業者を紹介してくれることで、合計で50-100万も安くなる場合もあります。
最終的にローンを借りずに外壁塗装ができる場合もあるのでぜひ参考にしてみてください。
この章の説明で、ローンの種類と特徴を理解いただけたかと思います。
ただここで、「どのローンを使うかは決まったけど、そもそも審査って通るのかな…」と思う人も多いでしょう。
当たり前ですが安い金利のローンだと、審査も厳しくなります。
続いて外壁塗装のローンが通らない代表例と、審査を通しやすくするコツを紹介します。
▼記事の流れ
ローンに関する概要ローンで施工する際のメリット・デメリット4種類のローンとそれぞれの特徴- ローンが通らない事例と通すためのコツ←次ココ
- ローン額のシミュレーション
審査が通らない!?外壁塗装のローンに関する3つの審査例と3つの対処法
まずはじめに、審査の通らない代表例を紹介していきます。
外壁塗装のローン審査が通らない代表例3選
①:年収が基準に満たさない
外壁塗装に限らず、ローンを借りる際に、年収が一定の基準額(例えば200~300万円以上)を満たしていることを求められる場合があります。
ローン会社ごとに基準は異なりますが、年収が下回る場合、ローンの審査に通らないことがあります。
②:健康に不安がある
借りるお金が高額であり、さらに返済年数が長期な場合、生命保険に加入することが求められる場合があります。
直近の健康状態に問題がある場合、生命保険への加入が難しく、ローンの審査に通らないこともあります。
③:他の借入や負債が多い
他の金融機関からの借入や自動車ローン、クレジットカードの支払いの延滞がある場合、ローンの審査に影響することがあります。
審査が通らない例は、人それぞれですが、中でも上記3つはよく聞く理由になります。
どうしようもできないように見えますが、審査を通しやすくするコツも存在するのも確かです。
ただあくまでもコツになり、効果は保証できないためあくまでも参考程度にしてください。
外壁塗装のローン審査を通しやすくする3つのコツ
①:収入の合算を検討
年収が低い場合、妻や夫などの配偶者と収入を合算して申請することで、審査の通過率を上げられる場合があります。
ただ、収入の合算には一定の条件があるため、事前に詳細を確認しておきましょう。
②:他の借入を清算
ローンを組む前に、他の借入や負債がないか確認しましょう。
またもし清算が可能なら、清算することで、審査の通過率を上げることができます。
③:審査の甘いローン会社を選ぶ
全てのローン会社の審査の基準が同じではありません。驚くほど異なっております。
審査基準が緩やかな会社を選ぶことで、ローンの審査を通過しやすくなります。
ネット上には、それぞれのローン会社の審査基準がのっておらず調べることはできません。
「外壁塗装の窓口」では専門家に無料で相談できるので、利用をおすすめします。
この章の説明で、ローンの審査が落ちる例と、審査率を上げるコツを紹介しました。
ここで「実際の利率がわかった際、具体的にどのくらいの総額になるの?」と思う人も多いでしょう。
最後に、利率ごとにどれくらいの返済金額になるか紹介します。
▼記事の流れ
ローンに関する概要ローンで施工する際のメリット・デメリット4種類のローンとそれぞれの特徴ローンが通らない事例と通すためのコツ- ローン額のシミュレーション→次ココ
何年で借りるのがいい?外壁塗装のローン金利とシミュレーション
この章では、下記の借りる金額(=借入金額)ごとに
▼借入金額の例
- 50万円
- 100万円
- 150万円
- 200万円
それぞれの金利と支払い回数でどれくらいの返済総額になるのかを計算しました。
なお支払い回数をわかりやすく年単位にすると下記になります。
▼支払い回数=年
- 12回=1年
- 36回=3年
- 60回=5年
- 120回=10年
ではそれぞれの返済総額をみていきましょう。(あくまでもシミュレーションですので参考程度にしてください)
50万円をローンで借入した際の返済総額
金利 \ 支払い回数 | 12回 | 36回 | 60回 | 120回 |
---|---|---|---|---|
1% | 502,083円 | 508,250円 | 512,500円 | 525,000円 |
2% | 504,167円 | 516,500円 | 525,000円 | 550,000円 |
3% | 506,250円 | 524,750円 | 537,500円 | 575,000円 |
5% | 510,417円 | 541,250円 | 562,500円 | 625,000円 |
8% | 516,667円 | 558,000円 | 587,500円 | 675,000円 |
10% | 520,833円 | 570,000円 | 600,000円 | 700,000円 |
100万円をローンで借入した際の返済総額
金利 \ 支払い回数 | 12回 | 36回 | 60回 | 120回 |
---|---|---|---|---|
1% | 1,004,167円 | 1,016,500円 | 1,025,000円 | 1,050,000円 |
2% | 1,008,333円 | 1,033,000円 | 1,050,000円 | 1,100,000円 |
3% | 1,012,500円 | 1,049,500円 | 1,075,000円 | 1,150,000円 |
5% | 1,020,833円 | 1,082,500円 | 1,125,000円 | 1,250,000円 |
8% | 1,033,333円 | 1,116,000円 | 1,175,000円 | 1,350,000円 |
10% | 1,041,667円 | 1,140,000円 | 1,200,000円 | 1,400,000円 |
150万円をローンで借入した際の返済総額
金利 \ 支払い回数 | 12回 | 36回 | 60回 | 120回 |
---|---|---|---|---|
1% | 1,506,250円 | 1,524,750円 | 1,537,500円 | 1,575,000円 |
2% | 1,512,500円 | 1,549,500円 | 1,575,000円 | 1,650,000円 |
3% | 1,518,750円 | 1,574,250円 | 1,612,500円 | 1,725,000円 |
5% | 1,531,250円 | 1,623,750円 | 1,687,500円 | 1,875,000円 |
8% | 1,550,000円 | 1,674,000円 | 1,762,500円 | 2,025,000円 |
10% | 1,562,500円 | 1,710,000円 | 1,800,000円 | 2,100,000円 |
200万円をローンで借入した際の返済総額
金利 \ 支払い回数 | 12回 | 36回 | 60回 | 120回 |
---|---|---|---|---|
1% | 2,008,333円 | 2,033,000円 | 2,050,000円 | 2,100,000円 |
2% | 2,016,667円 | 2,066,000円 | 2,100,000円 | 2,200,000円 |
3% | 2,025,000円 | 2,099,000円 | 2,150,000円 | 2,300,000円 |
5% | 2,041,667円 | 2,165,000円 | 2,250,000円 | 2,500,000円 |
8% | 2,066,667円 | 2,232,000円 | 2,350,000円 | 2,700,000円 |
10% | 2,083,333円 | 2,280,000円 | 2,400,000円 | 2,800,000円 |
まとめ
いかがでしたか。
この記事では、
▼記事の流れ
- 外壁塗装のローンに関する概要
- 外壁塗装をローンで施工する際のメリット・デメリット
- 外壁塗装の4種類のローンとそれぞれの特徴
- 外壁塗装のローンが通らない事例と通すためのコツ
- 外壁塗装のシミュレーション
を紹介してきました。
この記事を通じて、外壁塗装のローンのメリット・デメリットを理解した上で、
どのローンがおすすめなのか、審査を通しやすくするのはどうすればいいのか、具体的な返済総額はいくらくらいかを把握することができたと思います。
最後に重要なローンの選び方ですが、可能な限り、外壁塗装やリフォームに詳しい人のアドバイスを受けることをおすすめします。
筆者は無料で専門家に相談できる「外壁塗装の窓口」というサービスがおすすめです。
ローンに関することはもちろん、市区町の補助金をもらえるかの確認、優良で安い施工業者を紹介してくれることで、合計で50-100万も安くなる場合もあります。
最終的にローンを借りずに外壁塗装ができる場合もあるのでぜひ参考にしてみてください。