もしあなたがパートタイマーやフリーターで住宅ローンを利用したいのであれば、以下のような考えを持っていませんか?
こんな悩みをスッキリ解消!
- パートタイマーが住宅ローンを組むのは、やっぱり無理だろうか…
- なんとかしてフリーターでも住宅ローンを通したい
- パートタイマーに甘い住宅ローンはないの?
パートタイマーやフリーターで住宅ローンに関心のある人であれば、上記のような疑問や考えを持っている人は多いです。
そろそろ疑問を晴らして、実際に審査にチャレンジしたいですよね?
そこで今回の記事では、パートタイマーやフリーターが知っておくべき「住宅ローン審査突破のための必須情報」を紹介します。
この記事を読めば、パートタイマーやフリーターで住宅ローンを突破する具体的な方法がわかります。
パートタイマーやフリーターと住宅ローン審査の関係性
まずお伝えするのは、パートタイマーやフリーターと住宅ローン審査の関係性について。パートタイマーやフリーターにとって住宅ローン審査は「難敵」で、なかなか突破できるものではありません。
ネットで知らべてみても、パートタイマーやフリーターが住宅ローンに通った事例を見つけるのは大変なはずです。
なぜ住宅ローンは、ここまでパートタイマーやフリーターに優しくないのでしょうか。
その理由は、銀行側の立場になって考えると簡単に見えてきます。
何千万円もの大金を融資する住宅ローンは、返済してもらわなければ大きな損害をもたらします。
銀行にとって貸したお金が返ってこないのは、絶対に避けなければなりません。
そのため、審査でさまざまな条件を設け、返済能力の高い人だけに貸しているのです。
パートタイマーやフリーターは「返済能力」が高いと言えるでしょうか。
残念ながら一般的なサラリーマンよりも返済能力が低いのは、誰でもわかりますよね。
給料が安いうえに昇給もなく、事実上いつでも辞められるパートタイマーやフリーターには大金を貸すわけにはいかないのです。
一方、毎年一定の年収が確実で基本的にはクビにならない公務員は、銀行的には最適の融資相手です。
常識外れの融資金額で申し込みしなかれば、アッサリと住宅ローン審査に通過するでしょう。
パートタイマーやフリーターは、公務員の何分の1以下の返済能力しかないと判断されています。
ビジネス的な観点ではパートタイマーやフリーターはリスクだらけなので、貸せる存在ではないと判断されても仕方ありません。
3年以上同じパートやアルバイト先に勤めているかが重要
住宅ローンには「申込要件」が定められており、その中には「勤続年数」が指定されています。
勤続年数とは、同じ職場で何年勤務したかを表す期間のこと
もし勤続年数が短いなら「離職しがちな人=返済能力が低い」となり、住宅ローンに申し込みすらできません。
パートタイマーやフリーターが住宅ローンに申し込む際も、会社員と同様にどれくらい同じバイト先に勤めているか聞かれます。
会社員の場合、1年以上勤務していれば住宅ローンに申し込みできるでしょう。
もし3年以上勤めていれば、審査結果にかなりのプラスをもたらします。
一方、パートタイマーやフリーターは3年以上同じバイト先に勤めていないと申込すらできません。
仮に3年以上勤めていても「当然」と判断され、プラス評価にならないでしょう。
銀行的にプラス評価をされたいなら、十年以上は同じバイト・パート先に勤めておく必要があります。
10年以上はもちろんのこと、3年以上でも同じバイト先にいるのは結構難しいですよね。
パートタイマーやフリーターで住宅ローンを通したいなら、最低でも3年以上勤めているかが重要です。
パートタイマーやフリーターが住宅ローンを通す2つのテクニック
パートタイマーやフリーターが住宅ローンを通すためのテクニックについてです。
住宅ローン審査に突破したいのなら、次の2つのポイントを意識してみてください。
パートタイマーやフリーターが住宅ローンを通す2つのテクニック
- すでに使っているローンを返済する
- パートタイマーやフリーターに甘い住宅ローンに申し込む
①すでに使っているローンを返済する
昨今では、パートタイマーやフリーターでも借りられるローン商品が増えてきました。
パートタイマーやフリーターをしながらカードローンを使っている人は多いですし、自動車ローンを組んでいる人もいるでしょう。
カードローンなどのすでに使っているローンは、住宅ローンの審査時に確認されて悪影響を及ぼします。
ただでさえアルバイトは住宅ローンに不利なのに、他のローンがあればさらにマイナス評価になるでしょう。
あともう少しで合格できたのに、他のローンがあるせいで落ちるかもしれません。
せっかくのチャンスを現在使っている他のローンのせいで、不意にはしたくないですよね?
パートタイマーやフリーターで住宅ローンに挑戦するのであれば、他のローンは絶対に使わないようにしましょう。
もし、すでに借りているローンがあれば、完済してから住宅ローンに挑戦するのをお勧めします。
ネットではたまに「完済までしなくても良い」と書かれていますが、それはパートタイマーやフリーターには当てはまりません。
パートタイマーやフリーターが住宅ローンに通りたいのであれば、他のローンは使わない。または、完済するのが必須です。
②パートタイマーやフリーターに甘い住宅ローンに申し込む
住宅ローン審査の基準は、銀行によって異なります。
もしA銀行の審査が通らなくても、B銀行だと合格なんて事例は日常茶飯事です。
特にパートタイマーやフリーターの場合は、銀行によって審査結果に大きな差が出るはず。
パートタイマーやフリーターでも住宅ローン合格の可能性を秘めた銀行はありますので、1つの銀行で諦めてはダメです。
一度審査に否決になっても、あきらめずに他の銀行にチャレンジしてみてください。
銀行はどこも同じように見えるかもしれませんが、実際には審査基準に大きな差があります。
パートタイマーやフリーターに異常に厳しい銀行もありますし、きちんと審査してくれる銀行も存在します。
パートタイマーやフリーターが審査相手になると、銀行の審査基準が色濃くでるでしょう。
パートタイマーやフリーターに優しい銀行を見つけ出すまで、複数の銀行に挑戦する覚悟で審査に望んでみてください。
パートタイマーやフリーターが挑戦すべき住宅ローンは「フラット35」
パートタイマーやフリーターでも審査に通る可能性を秘めた住宅ローン…それは「フラット35」です。
フラット35は一般的な銀行が提供している住宅ローンよりも、圧倒的に審査が甘いです。
筆者も不動産業者時代の時、パートタイマーやフリーターの人には必ずフラット35をオススメしていました。
なぜフラット35の審査は、他の住宅ローンよりも甘いのでしょうか。残念ながら、詳しくはわかりません。
ただ、フラット35が一般的な住宅ローンと全く違う仕組みなのは事実。
仕組みの違いが「審査の甘さ」に、少なからず影響しているのでしょう。
フラット35は申込条件もパートタイマーやフリーターに優しい
パートタイマーやフリーターが一般的な住宅ローンを利用するならば、最低でも3年以上の所得証明が必要になります。
つまり3年以上アルバイトやパートを続けて、収入を得続けている必要があるのです。
しかも住宅ローンを通通したいなら、最低でも年収200万円以上は必要になるでしょう。
年収200万円以上のアルバイトやパートを3年以上続けるとなると、非常に大変です。
しかし、フラット35なら、年収200万円以上のアルバイトやパートを1年間でも続けていれば審査を受けられます。
フラット35の公式ホームページを見れば、申し込みの目安は3年以上と書かれています。
しかし現実はもっと甘く、あくまでも「目安」でしかありません。
筆者は1年以上アルバイトをしている人が、フラット35に審査を受け付けてもらった姿を実際に見ています。
さすがに1年間だけ200万円を達成している人が、絶対に受かるわけではありません。
しかし通常のローンでは受け付けてもらえない人でも、フラット35は受付可能なのは評価すべきです。
フラット35は申込条件もアルバイトに優しい
フラット 35は金融機関を窓口にして、申し込まなければなりません。
窓口にできる金融機関は数多く、会社によって金利や特典が変わります。
損をしたくないのであれば、申し込み窓口にする金融機関はしっかりと考える必要があるでしょう。
フラット35のオススメは「ARUHI」
初めてフラット35使う人は、いったいどこの銀行にすべきかわからないはず。
結論から言いましょう。パートタイマーやフリーターがフラット35を申し込むのであれば「ARUHI」がベストです。
ARUHIはフラット35の申し込み窓口としては、最も古い金融機関でお馴染み。
フラット35しか扱っていない金融機関なので、フラット35に対するサービスや待遇は他を寄せ付けません。
特に審査スピードが圧倒的に速いのが特徴で、事前審査は早くて当日。本審査も10日以内に完了できます。
もちろんARUHI以外にもフラット35を実施している金融機関はあります。
ARUHI以外も気になるのであれば、まずは審査をしてみましょう!
フラット35のオススメランキングTOP3
- ARUHI 35年固定金利:1.12%
- 住信SBIネット銀行 35年固定金利:1.29%
- 楽天銀行 35年固定金利:1.37%
まとめ
パートタイマーやフリーターが知っておくべき「住宅ローン審査突破のための必須情報」を紹介してきました。
パートタイマーやフリーターで住宅ローンを突破する具体的な方法や、パートタイマーやフリーターに甘い宅ローンも理解いただけたと思います。
もし今後住宅ローンに挑戦するなら、今回紹介した知識をぜひ参考にしてみてください。