外壁塗装を検討する際に「イノセンス塗料」を耳にする人は多いのではないでしょうか。
耐久性・伸縮性に特徴があり、長期間の保護が可能なイノセンス塗料。
最近注目が集まる塗料の一つです。
一方、注意しなければいけないデメリットもあります。
この記事では、イノセンス塗料の特徴・メリットからデメリットや注意点もしっかり説明していきますので、是非参考にしてみてください。
長期間の保護が特徴!?イノセンス塗料の特徴
イノセンス塗料は、アメリカのSTUC-O-FLEX社によって開発され、
日本ではジャパンホームワンド株式会社が独占販売を行っている高性能な外壁用ピュアアクリル塗料です。
優れた性能を発揮し、長期間にわたって建物を保護することに優れた性能から注目をあびています。
20~30年の耐久性と500%の伸縮性から、一般的な塗料と比較しても顕著に優れていることが言えます。
機能だけでなく、61種類のカラーバリエーションから好きな色を選びやすいという点も人気な理由であります。(黒色は含まれていません。主に薄めの色が多いです。)
イノセンス塗料の4つのメリット
そんなイノセンス塗料のメリットを4つに分けて紹介していきます。
高い耐久性
イノセンス塗料は、純度100%のピュアアクリル樹脂を使用しており、不純物が無く耐久性が高いです。
メーカーによると、期待耐用年数は約20~30年とされています。
優れた伸縮性
伸長率が500%を超える弾性性能を持ち、ひび割れや剥がれに強いです。
これにより、建物の動きに追随しやすく、長期間にわたって外壁を保護します。
環境に優しい
水性塗料であり、有機溶剤を使用していないため、人体に悪影響が少なく、塗装時の不快な臭いも少ないです
また、ホルムアルデヒド放散量が非常に少ないため、室内環境にも優しいです。
多様なカラーバリエーション
イノセンス塗料には61種類の外壁用カラーがあり、屋根塗装用には6色展開があり、デザイン性の高い外壁塗装が可能です。
耐久性や伸縮性などの機能面はもちろんのこと、環境の良い点やカラーバリエーションがメリットとしてあげられます。
では皆さん期になるであろうデメリットを説明していきます。
イノセンス塗料の4つのデメリット
では続いて4つのデメリットを紹介していきます。
汚れが目立ちやすい
イノセンス塗料はゴムのような粘着性があるため、ホコリが付きやすく、他の塗料と比べて汚れが目立つ可能性が高いです。
実績が少なく口コミや評判が分からない
イノセンス塗料は、他のメジャーな塗料に比べて実績や評判を見聞きする機会が少なく、他塗料と比較する際の判断材料があまりない点が懸念されます。
近くに店舗がないと使用できないケースがある
イノセンス塗料は、ジャパンホームワンド社が独占販売しているため、近くに店舗がないと使用できない可能性があります。
価格が高め
イノセンス塗料は、高性能を誇りますが、その分高価になる傾向があります。
特に初期投資としては、他の一般的な塗料よりも費用がかかることがあります。
機能が良い分、価格が高めであったり、埃がつきやすく、また希少性が高いことから、比較が難しかったり条件によっては利用できないデメリットがある点を紹介しました。
これらメリット・デメリットを考慮して、イノセンス塗料が最適な人を紹介します。
イノセンス塗料が最適な人は…
メリット・デメリットを紹介し、他の塗料と比較した際、イノセンス塗料が最適な人は、
「費用が少し高くなっても良いが、その分長期的な耐久性を求めている」
とまとめることができます。
一番のメリットは”耐久性”であり、一番のデメリットは”価格の高さ”から上記のことが言えます。
ここまでの説明を受けて、イノセンス塗料を検討している人も多いでしょう。
最後にそんなイノセンス塗料を検討している人への注意点を説明します。
比較は必須!イノセンス塗料の注意点
冒頭でも説明した通り、イノセンス塗料は、ジャパンホームワンド社のみが販売しているため、販売経路が限定されています。
販売経路が限定されていると、比較できずに適正価格がわからないまま、高い金額で施工してしまう可能性があります。(特にイノセンス塗料はそもそも高価なため、より注意が必要です)
知らぬまま高いお金を支払ってしまわないよう、第三者のプロに相談してみましょう。
おすすめは「外壁塗装の窓口」というサービスで、無料で外壁のアドバイザーと相談することができます。
またあなたのイノセンス塗料の取り扱いのある優良業社を複数紹介してくれるので、比較することで費用を安くすることができます。
無料でしつこい営業もないので、是非気軽に試してみてください。