雨の日に外壁塗装はできる?5つの実施可能な作業と5つの求められる対応

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外壁塗装の際に、雨が降りそうで下記のような悩みを持っている人もおおいのではないでしょうか?

  • 外壁塗装は雨の日は実施できるの?
  • 雨が降る場合に施主がやらなければいけないことは?
  • 雨が降って延期になった場合、追加料金はかかるの?

いきなり結論になりますが、雨が降った場合、一部の作業は実施できず工期が伸びてしまいます。

一方、実施できる作業もあるので、作業員の安全を最優先しつつ、相談することが大切です。

また、雨による工期の延長で追加料金はかかりませんが、例外もあるので注意してください。

この記事では、外壁塗装をする際に、雨になった場合の影響から、求められる対応、追加料金がかかってしまう場合の注意点を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

雨天で工期が延期になった場合、追加料金がかからないのですが、悪徳業者の場合、法外な請求を行う場合もあります。

悪徳業者に捕まらないためのオススメとしては、無料で専門家に相談できるサービス「外壁塗装の窓口」になります。

費用の目安や優良な業者も教えてくれます。

目次

雨の日に外壁塗装はできない!?3つの大きな理由

外壁塗装の塗装に関する作業は、基本的に雨の日には行うことができません。

塗料の品質や工事の品質にさまざまな不具合が出る可能性があるためです。

むしろ施工しようとしている業者には注意が必要です。

できない3つの理由を紹介していきます。

理由1:塗料の乾燥がしにくい

雨の日は湿度が高くなり、特に水性塗料は乾燥しにくくなります。

塗料が適切に乾燥しないと、塗膜が正しく形成されず、耐久性や防水性が低下するので、外壁塗装は避けなければいけません。

具体的な湿度でいうと85%以上が乾燥しにくいと言われており、塗装は避けるべき環境下です。

理由2:塗料の流出・薄まり

雨によって塗料が流れ出てしまう場合があります。

そうなると均一な塗膜が得られず、見た目にも大きく影響します。

また、雨水によって塗料が薄まり、塗膜の密着性や保護機能が低下する恐れがあります。

理由3:作業員の安全リスク

雨の日は足場が滑りやすくなり、作業員が転落する危険性が高まります。

特に屋根などの傾斜のある箇所には、雨が降っていなくとも注意が必要です。

作業員さんのことを考えて、無理強いはしないようにしましょう。


外壁塗装の塗装に関する作業は、雨の中だと作業できないと理解しておきましょう。

ただ、塗装以外だと作業できる項目もあります。

雨が降った時の外壁塗装の工期は?作業可能な項目を紹介

塗装作業や塗装後の乾燥のタイミングで雨が降ってしまうと、工期は伸びると考えましょう。

逆にいうと足場の設定や高圧洗浄などは雨でもできるため工期は伸びません。

わかりやすく表にまとめました。

塗装と乾燥の工程は、雨が降るとどうしようもなくなりますが、

それ以外の作業なら、作業員の安全が担保されている状況下での実施が可能です。

雨の影響で外壁塗装の工期が伸びたとき、追加料金はかかる?

外壁塗装工事において、雨による工期の延長が発生した場合、通常は追加料金は発生しません。

塗装業者が工事の計画を立てる際に、天候の変動を考慮して余裕を持ったスケジュールを組むからです。

ただ、下記のような場合、追加料金が発生する場合があるので注意しましょう。

1:予測不能な長期の悪天候

通常の天候変動を超える長期間の雨が続き工事の遅延が著しくなり、追加料金が発生する可能性があります。

2:悪徳業者による不当な請求

業者によっては、不当に高額な追加料金を請求するケースもあります。

そのため、契約前に追加料金に関する条項を確認し、明確な説明を求めることが重要です。

3:特殊な状況下での工事

特定の条件下での工事(例えば、急ぎでの仕上がりが必要な場合)には、追加の料金が発生することがあります。


以上の点を踏まえて、外壁塗装工事を行う際には、追加料金に関する事項を事前にしっかりと確認しましょう。

また契約書に記載がない場合は、こちらから確認することを忘れずに行うのをオススメです。

外壁塗装で雨が降った場合施主はどうする?求められる5つの対応とは

では最後に雨が降った際に、あなた(施主)はどのような対応をすべきかを紹介します。

1:工期の延長に対する理解

雨天による作業中断は避けられません。

工期が延長することに対して、理解と忍耐を持つことはとても重要です。

業者とのコミュニケーションを保ち、工期の変更に関する情報を随時確認しましょう。

2:作業内容の確認・決定

上記で説明した通り、雨でも実施可能な作業はあります。

例えば足場の設置や高圧洗浄などがある場合は、業者と相談し、作業の有無や進行状況を確認しましょう。

3:安全面の考慮

雨天時の作業は作業員にとって危険を伴います。

例え雨の時でも実施可能な作業だったとしても、大雨や暴風などの状況下では例外です。

施主としては、業者の安全を最優先に考え、無理な作業の要求を避けましょう。

4:追加費用に関する確認

通常、天候による遅延には追加費用は発生しませんが、天候による工期の延長が追加費用につながるかどうかを、事前に業者と確認しておきましょう。

トラブルを避けるためにも契約内容を確認しておくことをオススメします。

5:天候回復後のスケジュール調整

雨天による中断後、天候が回復した際の作業再開スケジュールを業者と調整しましょう。

作業再開のタイミングや残りの工程について、業者と密にコミュニケーションを取ることが大切です。

まとめ

いかがでしたか。

外壁塗装の”塗装”と”乾燥”に関しては、雨が降ってしまった場合、基本作業はキャンセルとなります。

また他の作業は実施できるものの、あくまでも作業員の安全が最優先ですので、理解をもって工程を進めて行きましょう。

この記事があなたに少しでも役に立てますと幸いです。

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